ヤフーニュースがメディアを従えたプロセスの一部

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 デジタルアライアンスは社員10名にもみたない零細企業だったが、ヤフー・ニュースのページを見ながら、見出しを独自に手入力、ヤフーの記事にリンクを張って、その見出しを流す「ライントピックス」というサービスを始めていた。

 読売新聞は、これが著作権法違反と不法行為にあたるとして2002年12月に提訴するが、一審は完敗、2005年10月に下された二審でかろうじて勝つ。が、しかし、この中で被告のデジタルアライアンスに、そもそも読売が自社サイトのヨミウリ・オンラインだけでなく、ヤフーにニュースを提供していることに矛盾があり、「その結果、巨大検索エンジンサイトに掲載された情報記事のみにアクセスされ、自らの広告収入が得られないこと、情報記事へのリンクが自由にされることを承認している」(被告準備書面)と痛い点をつかれていた。

(中略)

 ユーザーが最初に読むニュースはヤフーのドメイン内でいいだろう。が、ユーザーが見出しを踏んだ記事の関連記事を、その記事を書いた社の関連記事でうめたらどうだろう。しかも、それは直接リンクを張って、見出しを踏めばその社のドメインに行ってユーザーは記事が読めるようにする。

 こうすれば、ヤフーに記事を出すことで、その記事を読んだ客がその社のページに帰ってくることになる。そうすれば、記事を提供している社も喜ぶのではないか?

 ついでに広告も一緒にその社に送るようにしよう。当時ヤフーへの広告は、掲載しきれないほどの申し込みがあった。この広告も一緒に飛ばして、広告料金は折半する。

 このやりかたは「トラフィック・バック」と呼ばれるようになる。

 デジタルアライアンスは社員10名にもみたない零細企業だったが、ヤフー・ニュースのページを見ながら、見出しを独自に手入力、ヤフーの記事にリンクを張って、その見出しを流す「ライントピックス」というサービスを始めていた。   […]


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