養蜂監視とIoT

カテゴリー: IoT, デジ物,

養蜂監視で必要な温度と巣箱の重量を採取するには?

大谷:いまさらっと温度と重量とおっしゃいましたけど、養蜂IoTにはどんなデータが必要なんですか?

上大田:行政が出している養蜂のガイドラインを見ればわかるのですが、ハチにとっては34℃が適温なんです。つまり、34℃に近い温度だったら、ガンガン蜜が溜まる可能性が高いというわけです。だから、ニホンミツバチは温度が低かったら、羽をこすり合わせて、34℃にまで上げます。

(中略)

あとは巣箱の重量。とれすぎては困るし、持って運べるくらいの重さで収穫したいというのが、そもそものきっかけですから。

大谷:じゃあ、重量センサーも必要だったんですね。

上大田:はい。重量を計るために「ロードセル」というセンサーをベースに自作したのですが、よく考えてみると体重計と原理が同じなんですよね。実際に体重計を買ってきて、ばらしてみたら、自分が買ってきたロードセルと同じものが入っていたんです。ロードセルは1個1000円でしかも4つ必要になるのに、量産品の体重計は1200円。だったら、最初から体重計を買ってくればよかったなと(笑)。

どアナログとの相性がよいのよね、IoT


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