野生大麻、除去追いつかず(北海道)

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野生大麻は生命力が強く、毎年、人海戦術で抜き取り作業を続けているが、除去が追いつかないのが現状だ。

「どれだけ抜いてもまた生えてくる。生えては抜いての繰り返しだ」。7月7日に津別町で行われた野生大麻の除去作業。町職員の男性はため息をついた。

大麻が自生していたのは民有地の2か所。廃屋の裏手と、そこから数キロ離れた小麦畑脇の土手で、青々とした大麻が人の背丈まで育っていた。真夏の陽光が照りつける中、道や町の職員ら約25人は汗だくになって1本ずつ根っこから抜き取り、軽トラックの荷台に積み重ねていった。

道内に野生大麻が多いのは、農家の収入源として重視され、明治時代に産業用大麻の作付けが拡大した名残ともされるが、厚生労働省や道は「しっかりとした資料や分析がなく、因果関係は不明」としている。

大麻は除去せず放っておくと、生育範囲が広がるおそれがある。鳥や風が種を運び、土中の種が10~20年後に発芽することもあるという。

税金の無駄遣い。補助金出てるのかな


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