カテゴリー: 手順書,
VScode にパッケージ入れるとPHP実行できるみたいな記事をみかけたので試してみました。簡単そうに見えたけどちょこちょこやらなきゃいけないことがあったので記しておきます
VSCode の左アイコン郡にテトリスみたいなのがあるので、そこから「PHP Server」をインストール。
下記から任意のPHPをダウンロードしておきます。
PHP: Downloads https://www.php.net/downloads.php
展開して「C:\php\」などに配置。
次に環境変数を追加します
環境変数ウィンドウを開くと、上にユーザー環境変数、下にシステム環境変数と出てくると思います。上のユーザー環境変数で「Path」を編集、なければ新規追加します。
「C:\php」を追加しました、VScodeを再起動。これで一応、VScodeで動かしたいファイルを開き、右クリックメニューの「PHP Serve: Serve Project」を選択すると、デフォルトブラウザに「http://localhost:3000/」が渡されます。
簡単な動作確認なら以上でいいんですが、WEBだと必須なものがOFFになっていますので、php.ini を作って設定していきます。
phpフォルダにある「php.ini-development」をコピーして「php.ini」を作成。「;extension=bz2」で検索すると設定項目がかたまっていますので、いくつかコメントを外し有効化します。今回は以下を有効にしてみました。
extension=curl
extension=mbstring
extension=openssl
HTTPSだと証明書が無くエラーになりますのでまた設定。
https://curl.haxx.se/ca/cacert.pem をダウンロードし、「C:\php\extras\ssl」に配置します。続いて php.ini の [curl] を以下のように改変
[curl]
; A default value for the CURLOPT_CAINFO option. This is required to be an
; absolute path.
curl.cainfo=C:\php\extras\ssl\cacert.pem
VScodeを再起動し動作確認。動けばバンザイ。
「PHP Server」と同様にVScode上からインストール。ターミナルでPHPのバージョンとスレッドセーフを確認「php -v」。
PHP 7.4.6 (cli) (built: May 12 2020 11:38:54) ( ZTS Visual C++ 2017 x64 )
今回はこんな感じになってましたので、バージョン7.4。ZTSなのでTSの Xdebug 「PHP 7.4 VC15 TS (64 bit)」を下記よりダウンロードしました。
php_xdebug-2.9.5-7.4-vc15-x86_64.dll という1ファイルなので、これを「C:\php\ext」に配置します。そして php.ini に設定
[XDebug]
xdebug.remote_enable = 1
xdebug.remote_autostart = 1
xdebug.remote_connect_back = 1
xdebug.remote_port = 9000
zend_extension = C:\php\ext\php_xdebug-2.9.5-7.4-vc15-x86_64.dll
「Launch currently open script」の右にある歯車アイコンで launch.json を開き、こんな感じにする
{
"version": "0.2.0",
"configurations": [
{
"name": "Listen for XDebug",
"type": "php",
"request": "launch",
"port": 9000,
"stopOnEntry": true
},
{
"name": "Launch currently open script",
"type": "php",
"request": "launch",
"program": "${file}",
"cwd": "${fileDirname}",
"port": 9000
}
]
}
あとはVScodeのデバッガー実行で動きます
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