さくらのVPSで CPU制限を24時間ループで食らった話

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サイト運用で負荷が高い状態のときに、どうしても再起動したくなったので再起動したところ、それがきっかけでCPU制限されるようになったお話。

CPU制限のきっかけ

6月30日再起動。CPU的には5.7K 頃でしたが、再起動で DISK I/O がどーんと。でもCPU側の制限になりました。

上図は1週間です。以後、7K付近に達すると、今までなかった自動CPU制限がかかるようになりました。7月2日、5日、ピーク時からカクンと負荷が落ちてるように見えますが、4Kを超えないように制限されています。サーバのコンパネを除くと「CPU制限」の文字が確認でき、訪問者がページを開くのに15~30秒、キャッシュを効かせていない管理者用のページは504が頻発。サイトをほとんどさわれない状態になります。

負荷の低い期間が経っても自動CPU制限

7月3日、4日は静かでしたので制限は来なかったのですが、5日に負荷がかかるとCPU制限スタート。日中の負荷が低くてもCPU制限は24時間続きます、それやめてくんない?とはいえ夜以外は4K超えないのでいいんですが、訪問者が多い時間に規制をくらうのはかなりストレスです。下図は昨晩の様子。

7.5k 付近に達すると 4kを超えないように24時間制限されます。

というわけで、半年以上契約期間が残ってるんですがサーバ引っ越し先を選定中です。さくらのVPSを使いだして多分4年ぐらいなんですが、これだけ時間が経ってるとさすがに・・・さくらよりも良いコスパ・品質のサーバ・サービスが他所から出てるの気づきました、浦島太郎。

教訓

というわけでバカなことをした私が今回得た教訓

  • 高負荷中に再起動はダメに決まってんだろ
  • ある値を超えると即制限されるフラグを立てられる
  • 普段から高速化に取り組んでればこういうことにはならないぞ
  • 制限されてから高速化させてもフラグは残ってるぞ
  • CPUの自動制限は24時間で解除されることが多い
  • 24時間で解除されてもまたループで制限されるぞ
  • スタッフも訪問者も全員高ストレスになった結果はひどいもんだね

引越し先

ざっと見ですが。ConoHa のほうがさくらVPSより安くてハイスペック(ストレージ除く)だと思うんですが、VPSといっても共用タイプはもうやだな、ってことで出来れば  VULTR の Dedicated Instances にしたい。

定額制、専有型インスタンス、東京リージョン有り。4 CPU メモリ16Gで $120 なら、さくらの共用VPSの 6 core メモリ16G 15,552円よりも品質グレードアップしかも安い!みたいな。

共用型VPSやめればいいのよね。制限くらいたくなければそうしなーってさくらのサポートにも書いてあった。

参考URL

ConoHa から Vultr のVPS に移行したので簡単な紹介 - ながいものには、まかれたくない


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