(小規模)経験上での、儲かってる経営者、儲かってない経営者

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サイト制作やシステム開発が受諾請負の主な内容なのですが、経験上、小規模の経営者(またはまかされた担当のサラリーマン)がこの先・この案件で儲かるかどうか、初回の打ち合わせや打診の仕方で大体わかります。今回はそんな話。

儲かってない経営者

会話の主旨が「ホームページ作りたいけど、いくらでできる?(予算は大体決まってるけどそれより安いといいな)」だけ方。

これはつまり予算内でできることしか考えてない。予算枠ではなく、目的と費用対効果のコスパが大事なのに思考停止か他人事、または周りに流されなんとなく作ってみようかな、程度なことがほとんどです。

儲かってる経営者

会話の主旨が「こういうことをやりたい。どこどこさんはこういのやってる。いくらくらい?ちなみによそにも見積もりしてる。(こちらが想定金額を言うと)まあそれくらいよね。どれくらいのものが作れる?」

という感じ。儲かってない経営者さんとおおまかには似ていますが、違うのは「目的がはっきりしている」「リサーチ済み」「貪欲」であることです。ちょっとの違いかもしれませんがだいぶ差があります。

サービス展開において経営者さんの目的がはっきりしているということは重要です。特にトップページに踊らせるキャッチコピーを「どういう風なメッセージ内容が良いでしょうか?」と聞くと、その場でおおまかに即決で言ってくれます、これで方向性がかなり絞り込まれブレない。逆に、キャッチコピーを君から提案してね。その中でいいのがあったら選ぶわ、っていう方は見込みがありません。

リサーチ済みなのは言わずもがなです。周りに流されているわけでもなく、なるべく自分で考えて判断しているタイプ。

そして「貪欲」ですが、ここで儲かる程度が大きく違います。「ホームページ内でどんな展開の仕方がある?訪問者を強く引きつける仕掛けはないかい?本当に効果のある広告ってあるかな?ホームページ以外でも何か作れない?」などなど。 これ、中規模以上の会社ならごく普通ですよね?でも年商で億届いてない世界では多々あるケースです。

どう話すべきか

暇ならこんこんと相手さんの興味をひくよう話し、売り上げが上がるようなものを作りましょうという方向にもっていくものですが、忙しければ逆に付き合わないほうが良さそうという考えにもなります。(利益や実績が良い案件であればまた別ですが。)

あまりやる気のないお客様に熱意を持ってもらおう、と頑張るコストも、こちらの費用対効果で計算することになります。

たまには遊びたい

タバコを忘れて仕方なくコンビニへ購入に行き帰り道。普段と違う行動をしているときは普段と違う思考になりやすい。いつも自作サービスや今書いてるプログラムの解決方法を考えているのだけれども、今日はのんびりすれ違うサラリーマンや学生さんを見たせいか、こんなことをぼんやり考えてしまった。

自分にとっては当たり前なことなのだけれども、雇われの方や忙しすぎる経営者の方には、今回の話は忘れがちなことなんじゃないかなと思った。仕事もプライベートも、結局一番大事なのは「余裕」だと思います。たまには遊びたい。


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